前々回に続き、女子美アートミュージアムさま関連です。
スタッフの皆様のご厚意で、林唯一画伯の展示を拝見する機会を得ましたので、早速入館、鑑賞させていただきました。 今回の展示作品は、全国土着の祭りをモチーフに、その装束をスケッチしたものだそうです。 鉛筆画のようなタッチで極細密に描かれ、且つ、多分原色をほぼ忠実に再現したのであろう彩色は、私のような絵画審美眼の無いような素人目をも感嘆させるものでした。 「祭りの装束」という展示のタイトルどおり、当時のハレの装束のもつ、歓喜や晴れがましさが伝わってくるのはもちろん、それを纏った人々の表情さえも活き活きととしていて、鑑賞しているほうも、なんだかうれしくなるような作品ばかりでした。
一通り鑑賞させていただいた後、ロビーに出てみると、こちらには現役学生の作品が展示されていましたが、こちらは私には難解で、ちょっと困ってしまいました。 なにやら自然と共生する建築のモデルらしいのですが、う~ん??
彼女たちのセンスは、私のような凡人には理解しがたいです。
←展示の様子
その奥には大きな窓と、外には広々としたキャンパスの中庭。
もう、夏休みに入っていたようですので、学生の姿は見られませんでしたが、こんな環境で学んだアーティストの卵たちは、その才能をいつか大きく開花させるのでしょう。
次の展示のご案内が頂けるよう申し込んできたので、時間が許す限り美術にも触れてみる機会が多くなればと思っています。
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