六月下旬の休日、久しぶりにオーケストラの生演奏を聴きに参りました。
同行したのは、オダサガ商店街時代の友人で、今は東京在住、クラシック音楽にとても造詣の深い「K氏」です。
会場はおなじみ「グリーンホール相模大野」。 演奏者はロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団。 03年に設立という比較的新しいオケです。 独奏者には、ヴァイオリニストで、2007年第13回チャイコフスキー国際コンクール優勝の栄誉に輝いた神尾真由子さん。 演目はオールチャイコフスキープログラムで、「幻想序曲 ロメオとジュリエット」、「ヴァイオリンコンチェルト ニ長調」「シンフォニー#5 ホ短調」でした。 クラシックファンにはどれもおなじみの名曲揃いですね。
前回、池袋でもチャイコフスキーを堪能しましたが、今回は作者母国のオーケストラでしたので、期待値は120%でした。 また、指揮者のウラディーミル・スピヴァコフは、元々ヴァイオリニストとして名高い方だそうで、神尾さんとは以前から共演されていることもあり、その完成度はかなりのもので、満席のお客様全員が満足されたのではないかと思います。 勿論私も大感動でした。 ブラヴォー!!
そして、オマケとしてサービス満点だったのが、主プログラム終了後、バレエ曲を中心にアンコールを3曲も演奏してくれたことです。 チャイコフスキーの作品には、小曲で且つ名曲が多いので、オーケストラが数分で演奏できるものがたくさんあるのですね。 最後の「トレパーク」は、タンバリンが印象的に使われている曲なのですが、生演奏は初めて目にし、打楽器奏者のタンバリンプレイには驚かされました。
半年前にチケットを入手し、長いこと待っていたコンサート、このままずっと曲が終わらずに聴き続けていたい・・と思うような充実したひとときでした。
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