おはようございます。手焼きせんべい風林堂酒井浩です。
5月も中旬になりましたが、なかなか初夏の陽気にならない相模原です。日照はそこそこありますが、気温が上がらないと農作物の生育にはマイナスかも知れません。 からっと爽やかな空気はありがたいですが、悪い影響が出ないといいですね。
少し前のこと、愛知県知多郡の障害者授産所のおせんべい作りにアドバイスをという依頼が、取引先業者よりありました。 同所は、地元名産のたまり醤油を使い、製品化し障害者の自立支援を行っている施設のようです。電話でOKとのことでしたから、おせんべい作りについてのポイントなど伝えすることが出来、いろいろな生地のサンプルなども差し上げましたところ、写真のようなたまり醤油のサンプルと、完成した商品を送って下さいました。
地元の倉六軒の醤油で味付けしたおせんべいを、それぞれ1枚ずつパッケージし、「六つ倉せんべい」という名称で販売されているようです。 素朴なイメージのなかなかしゃれたパッケージで、風林堂でもいずれ参考にさせていただこうと思いました。
たまり醤油は、東海地方(愛知・三重・岐阜)で作られ消費されているお醤油で、主原料は大豆です。ちなみに関東でポピュラーな「こいくち醤油」は大豆と小麦が半々くらいで使われています。 たまり醤油には、こいくち醤油とは異なる、独特の風味があり、同じ生地を使っていても、風林堂のおせんべいとはまったく違う味付けになっていました。
障害者支援には、いろいろなご苦労があると想像されます。 そんなお仕事をされている方には敬意を抱きます。
また、どんな小さな出会いでも、お互いに何かプラスの刺激を得られるとはずですから、これからも大切に交流して行きたいと思います。
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