おはようございます。手焼きせんべい風林堂 酒井浩です。からりと晴れた朝を迎えた相模原です。
今年の夏頃から企画を温め、来春の製品化を目指している商品の試作が始まりました。相模原に伝わる民話「でいらぼっち」を題材にしたおせんべいです。 既に、風林堂の食品印刷技術を使った「相模原草紙」というおせんべいセットを商品化していますが、今企画中のものは、相模原の地に残る伝説の巨人でいらぼっちが歩いたという足跡を模した形のおせんべいです。
おせんべい出来上がりの形を変えるには、生地の抜き型から変えなければなりません。今回企画したのは、普通の丸いものや角のものとは違いかなり複雑な形になりましたので、焼くとふくらむおせんべいの仕上がり予想が難しく、量産用の型を作る前に、試してみることにしました。クッキーやドーナッツを抜くのに使うのと同じ、薄い金属製の型を1個だけオーダーし、試作用の生地を少しだけ作ってみました。
製品化出来た後には、胡麻やざらめ海苔などのバリエーションをつけて、相模原のお菓子として売り出したいと思っています。
風林堂の近くにある市立の麻溝公園内には、でいらぼっちの足跡を模した遊具がありますから、市内の皆さんはこの形になじみがあると思いますので、きっと愛されるのではないかと期待を持っています。
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