~さがみはらの音楽家たちと楽しむ素敵な日曜日~ 《快音特急》オペラ・オーケストラ号
今日は、オーケストラとオペラ歌手によるコンサートに行ってまいりました。
相模原室内合奏団。 相模原市在住、出身、または市内で活動しているプロの音楽家の皆さんよりなる非常設の楽団で、コンサート毎に集まり、リハーサルと演奏活動をされているそうです。
質の高い演奏を気軽に・・という 趣旨どおり、とてもリーズナブルなコンサートです。
←今日の告知ポスター
演目は、前半、モーツァルトのオペラより、“フィガロの結婚”序曲、「ケルビーノのアリア(恋とはどんなものかしら)」「スザンナとケルビーノの二重唱(開けてよ早く)」、「伯爵のアリア」 “魔笛”序曲 「夜の女王のアリア」「パパパ二重唱」 休憩を挟んで後半、ブラームス シンフォニー#1。
前半は、今日の指揮者 飯森範親氏による、モーツアルトオペラ2作品の解説付で、作品誕生時のエピソードや、あらすじ紹介など、カジュアルな雰囲気での進行でした。 ソプラノ2人、メゾソプラノ1人、バリトン1人の計4人の歌手によるそれぞれのアリアは、モーツアルト作品らしくとてもチャーミングで、楽しめました。
なかでも、「夜の女王のアリア」は、生で聴くと、その良さが倍増です。
開演前のロビーではこんなミニライヴも→
そして後半は、打って変わって重厚なシンフォニーです。私は普段ブラームスの楽曲を好んで聴いているわけではないので、うまく感想が述べられず残念なのですが、ベートーヴェンの第10シンフォニーとも評されるというだけあって、ずっしり聴き応えのある演目でした。 飯森範親氏は、なかなかの実力者と見受けました。これから大注目していきたいです。
残念ながら、お客の入りは6割くらいで、ポピュラーな演目の割にはちょっと寂しかったですが、この企画は既に50回を数えているとのことなので、すっかり定着しているといえますから、今後も機会あるごとに楽しませてもらいたいと思います。
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