おはようございます。大地震発生から5日目となりました。続々伝えられる被災地の状況は、目を覆わんばかりで、原子力発電所の様子も、憂慮が深まるばかりです。
輪番停電(計画停電)のグループ分けで、第4グループに属する風林堂のお店と工場では、今朝6:20頃より停電予定でしたのでこの間の影響を考慮し、普段より2時間早く朝4時半からおせんべいを焼きはじめましたが、風林堂の周辺では停電は起らず、現在のところ普通に操業しています。結果的にはありがたいことなのですが、毎日の対応に苦慮するところです。
また、社会生活への影響も伝えられ、例えば小売店の店頭では米や水など売り切状態が続き、ガソリンスタンドでも、給油待ちの長い車列ができています。かつてのオイルショックにかかわるパニックや、10年ほど前の米不足騒動が連想されますが、よく考えてみれば、地震前までは溢れかえっていた食料や燃料が、突然消え去るわけもなく、一時的な需要過剰が原因だと考えれば、皆が少し冷静な行動を取ることで、収まる問題とも思いますがいかがでしょうか?
今、私達一般市民に求められているのは、余りにも便利になった暮らしの中で、少し前に忘れてしまった、「もったいない」と並ぶ日本人の美徳、「我慢」「辛抱」などの気持ちを思いだし、お互いに少しずつ譲り合い、思いやりのある行動を取ることかも知れませんね。
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