そろそろ花の便りが待ち遠しい時期ですが、明るい日差しとは裏腹に春らしい気温にならない相模原市、ちらほら咲き始めた桜の満開はもう少し先のようです。
今日は、風林堂がお世話になっているデザイナーを紹介します。生まれも育ちも生粋の浜ッ子「忽滑谷章」氏です。
お付き合いは随分昔に遡ります。私がまだ大学生の頃、出入りしていた写真屋さん店主のお友達で、商品撮影を得意にされていたカメラマンのお手伝いをする機会がありました。 撮影スタジオでお使いや雑用のアルバイトをさせてもらった際、現場で初めてお目に掛かりました。
それから時は流れて15年余り、相模原市に小さな店舗を構えた私が、神奈川県の制度を利用して、アドバイザー派遣依頼をした際、担当者と共にお店にいらっしゃったのが氏でした。この間の音信はありませんでしたから、偶然とはいえびっくりしました。
そしてまた、更に時が流れ、私が会社の代表に就任してからは、包装紙や製品のパッケージ、「ぷりんたぶるせんべい」の絵柄など、たびたび依頼するようになっています。
この日は震災発生からほぼ2週間後、横浜中華街にある画廊で個展を開かれたのを機にお邪魔し、少し前に依頼したパッケージデザインの打ち合わせも兼ねて、いろいろお話しさせていただきました。
久々に訪れた中華街は、閑散としていて、地震後の混乱をまともに受けている印象です。画廊オーナーの談によると、「最近来日した中国人、台湾人はみんな帰国し、人気が無くなってしまった。閉店した店も結構ある」とのことです。
デザイン料のほうは、知り合い割引きということで大変リーズナブルに引き受けてくださいますし、共通の趣味、クラッシック鑑賞などもご一緒させていただいたり、公私ともお世話になりっぱなしです。 これからも、末永くよろしくお願いいたします。
▲東京千駄ヶ谷に事務所を構えたいらっしゃたころの仕事をまとめたブックレット。渋いです。
▲掲載されているロゴや、トレードマークなど。
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