去る2年ほど前のこと、風林堂の近くにある市立の夢の丘小学校、当時4年生クラスでの研究学習の取り組みとして、地域の特色を生かしたおみやげ作りを企画された旨、担任の先生から相談を受けました。4ヶ月あまりに渡って取り組んだ企画は、うまく進み、「夢っこせんべい」という商品ができ、学校での販売会まで実現しました。
そのときの4年生が2年の時を経て6年生になり、今度は仕事の体験をしに当店を訪れることになりました。 今の小学校は色々な取り組みをされているようです。 同校からの仕事体験のお申し出は、風林堂が当地に開店した年から受け入れさせていただいていますが、今年は「夢っこせんべい」を一緒に作った生徒さんたちの番だということは知っていましたので、楽しみにしていました。 以下は2年前、当時まだブログなるものを詳しく知らなかった頃、弊社サイト内に細々書いていた、「夢っこせんべい」開発までの経過を記した私の日記からの引用です。
●2005_11_20
先日、近くにある公立小学校「夢の丘小学校」の4年生の生徒さんたちが当店に訪れ、同校と地域の特色を生かしたお土産作りをしたいので協力してほしいという申し出を頂きました。カリキュラムの一環で、自分たちの住む地域や、通う学校の特色や成り立ちなどを調べ、色々な人たちのアドバイスを聴き、自分たちで考えた特色のあるお土産を開発し、販売プロモーションまで行おうというものだそうです。すこし緊張してやってきた4年生のみんなと対面し、いっしょにやっていきましょうと約束をしました。生徒さんたちが自由な発想で提案してくれる新しいお煎餅のアイデアを見せてもらうのが楽しみです。
←学習の記録を綴った学級通信「あしあと」。経過が詳しく書かれています。
●2005_12_4
先週初め11月28日に、前回話題に書いた「夢の丘小学校」の生徒さんたちが当店の工場見学に訪れました。一クラス総勢30数名だそうですが、いっぺんには入りきれないので、4つほどのグループに分けて、おせんべいを焼いているところと、味付けするところを見てもらいました。勿論、みんなおせんべい屋の工場を目にするのは初めてですので、それぞれ興味深そうに眺めていました。「おせんべいを焼いているときは、どんなことを考えていますか?」といった質問も飛び出し、あまり普段考えていない私は咄嗟の答えに窮してしまいました(汗)勿論おいしいおせんべいが焼けるよういつも心を砕いてはいるのですけれど・・。割れたおせんべいの生地を持ち帰ったり、たれの味見をしてみたりと、わずかな時間でしたが楽しい体験をしてもらえたかなと思っています。これから本格的な商品開発プロジェクト!!が始まるようなので、益々楽しみです。
続きは次の機会に・・。
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